Day 143

07/21/2002(日) A Light In Black

◆先日、ワタシの師匠 TA 氏から急遽お誘いが掛かり、今日は下北沢の「しもきた空間リバティ」なる会場で行なわれた、“花すみ会”という琉球舞踊研究所の公演会に照明係として参加してきました。英国ライト・プロセッサー社の“Q24”という左の機械を操作してきたんですが、曲の区別がつかず&イメージも湧かず…ながらも、なかなかに楽しかったですよ。直前にプロの照明屋さんから簡単な操作方法の説明を受けはしたんですが、しょせん素人、気の利いた照明演出なんてできっこありません。それでもまぁ、なるべく曲の雰囲気を盛り上げようと試行錯誤して参りました。出し物は“上り口説(ヌブイクドゥチ)”“貫花(ヌチバナ)”“綛掛(カセカケ)”など全11曲の踊りと、いわゆる“島唄”(THE BOOM の曲名ではなく、島に伝わる民謡の総称)の弾き語りが数曲。沖縄というだけで「あぁ、これが紫のライヴだったらなぁ」とクソ暑い操作室でふと思ってしまった罰当たりなワタシです。

 

Day 144

07/22/2002(月) 麗しのオランダ婦人

◆どうやら産経新聞の“夕刊廃止大作戦”はあまり好調ではないようなんだけど、そりゃそうでしょうよ。もちろんネットユーザーに限った話になっちゃうけど、一般ニュース記事なんぞウェブ上でいくらでも読めちゃうワケで、今まで以上に夕刊の持つ文化記事や生活情報が新聞の購読ポイントになりつつあるんだと思う。いくら安くなっても、すでに読んでいる記事を確認するためだけに朝刊を読もう、なんて人は少ないだろうし、一応は“朝夕刊統合”ということになってるけど、文化面や生活面が従来通りの情報量を保持しているとは想像しにくいもん。ワタシなんて朝刊より夕刊の方が好きなくらいだ。ネットで記事を読まない人にも、夕刊の雑誌的な性質が好きだから乗り換えない、って人が多かったのかもね。てことで、その他の新聞社はここぞとばかりに夕刊PRがお盛んな様子。読売は「YES, YOU CAN!(イエス、ユーカン)読売夕刊」というあまりにベタで面白くも何ともないタイトルのキャンペーンを展開中なんだけど、そのキャラクターとなったのがコウモリの“夕刊だっち君”。いや、心が卑しいワタシなんぞ、“だっち君”と言われたらダッチワイフしか思い浮かばないワケですよ(笑)。一応ファミリーが設定されていて(/コウモリなので逆さまになってます)、一番小さい左の“夕刊だっちょ君”から順に“夕刊だっち君”“夕刊ざます”“夕刊であ〜る”と命名されているらしい。あーユルい。ダッチワイフの次は脱腸だもんなぁ。そういう意味では脱力系の面白さはあるんだけどね。ちなみにこのキャラをヒットさせようと、マスコット人形プレゼントまで実施してます。これで届くのがホントにダッチワイフだったら誉めてあげたいとこなんですが(笑)。

 

Day 145

07/23/2002(火) 寿司屋だよ全員集合

◆正午に新宿駅で編プロの担当と落ち合い、ランチしながら打ち合わせ。いやね、別に打ち合わせはいいんです。でもなんで新宿かなぁ。ここ数ヶ月の超緊縮財政から慢性の“CD買いたくてたまらん病”をこじらせ危篤状態に陥ってるワタシにとって、あそこは悪魔の街なんでありますよ。案の定、プラットフォームに降り立った瞬間から、西口ブート街のパワフルな磁力に身体が傾いてしまってる始末。おまけに担当が、立て替えていた経費を精算してくれちゃったもんだから軍資金ができちゃって、解散後は勝手に足が西口へ向かってしまい、こりゃいかんと踏ん張ったら反動で南口のタワーレコードに吸い込まれてしまいました。てことで、NEW ORDER のシングルやら SCORPIONS の『TOKYO TAPES』(リマスター再発盤)を買ってしまったのは、あくまで事故なんです。この程度で済んで良かったと思ってください。
 ◆ビールの「パクッたろ?」「パクッてないもん!」戦争が終結。キリンがサッポロの“ファインラガー”に対して「ラベルデザインがウチの“ラガービール”にそっくりやんけ」と文句をブーたれて裁判沙汰になっていたんだけど、サッポロが折れ、ファインラガーを生産販売中止とすることで和解成立となったらしい。“ラガー”という名称を独自としたいキリンの気持ちは分からなくもないけど、「ラベルが酷似していて、まちがってファインラガーを買ってしまったという苦情が多数ある」という話にはちょっと首を傾げたくなりませんか。左を見比べてみましょう。これを“酷似”なんて言ったらデザイナーが可哀想でしょ? どう見てもまちがう購入者に問題があるんじゃないのか、と感じるくらいに“似てない”と思うんですが。世間にはそんなに粗忽者が多いんでしょうかねぇ。ワタシなんて絶対まちがえないですよ。せいぜい「営業で外回り中にコンビニに立ち寄って、小腹が減っていたので鶏のささみのおつまみ風スティックを買ってクルマでかじったらヘンな味。よく見たら犬用だった」という経験がある程度だもん。ちなみにキリンのサイトでは「カンパイ!! いかりや寿司」というゲームが楽しいです。回わる皿を取りながら長介に高級ネタを発注、合間にお茶やビールを飲んで、時間内にいかにお会計を高くするかを競うゲームなんだけど、なかなか食べるスピードが追いつかずたいした金額に至りません。高級ネタばかり食べていると「飽きゲージ」が上がって終了させられちゃうし、いろんなネタを選んでいると金額が稼げない。ビールばかり飲んでると「飽き」は上がらないけど「酔いゲージ」がマックスになってやっぱり終了。いい感じのバランスで食べ進めるのがコツなんだろうけど、まだ一度もランク入りできません。「ダメだこりゃ」って感じです(笑)。

 

Day 146

07/24/2002(水) 11桁なんていらないもん

◆驚くべき事態を知る。鋭利なコラムで(ワタシに)おなじみの書けるプログラマー、藤本裕之氏の日記サイトで読んだのだけれど、地方自治体から反対の声が大きく上がり始めている「住基ネット(住民基本台帳ネットワーク)」って、JIS規格外の文字(いわゆる人名漢字など)に関しての対策が思いっきりノータリンなんだそうだ。住基ネットってのは、どこの役所の窓口でも住民票やら戸籍謄本やらが受け取れたり、転居などの各種手続きが可能になる、という一見便利そうなシステムながら、「個人データ流出の恐れも十分にあるんじゃないのか」というあたりが論議の中心になってるけど、そんなこと以前に各自治体ごとにJIS規格外の文字を勝手にパソコンに組み込んでいるんだそうだ。JIS規格外の文字を“外字”として登録しておき、それによって規格外の文字を使った人名を正確に出力する、という対応策自体は「まあそうだろう」と思うけど、Aという役所とBという役所の外字に、それぞれ別のコード番号が割り当てられているかもしれない、と聞けば「そんなアホな」と思うでしょ。コードを統一させようという動きがなかったとういうのだから、“かもしれない”ではなく、まちがいなくちがうコードの文字が存在するんだろうし、そうなると「Aの役所がBの役所からデータを受信したら、人名表記が変わってしまった」なんてケースが続出するかもしれない。例えばワタナベさんの“辺”やサイトウさんの“斉”は実は何十種類もあるらしいから、パソコンやワープロでは仕方なく似た字(“邊”や“齋”)で我慢してきた、っていう人も少なくないと思う。それはまぁ一般文書や画面上だから我慢できるのであって、戸籍謄本が不正確な文字だったらいよいよその人の名前はどう書くのが本来なのか、分からなくなってしまうではないか。っていうか、コードの統一がなされていないということは、ワタナベとしての表記がどう変わるか以前に、そこにまったく別の字が割り当てられてる可能性の方が高いワケで、内田百ケンの“ケン”(門がまえに月)が登録されていたらワタケンになってしまう、森オウ外の“オウ”(區ヘンに鳥)が登録されていたらワタオウになってしまう、という事態も想定できちゃうのだよ。ホントにそこまでアホなシステムなのかどうか、にわかには信じられないけど、いずれにせよこのまま運用がスタートしちゃうのはどうかと思うなぁ。ちなみに、基本OSを Mac OS X にしてユニコードを採用すれば外字の問題はサックリ解決するはず。どうでしょう、全国自治体で一斉にシステムごと Mac に乗り換える、ってのは(笑)。
*住基ネットに関しては「ジューキくんがやってくる!?」 が分かりやすいかも。

 

Day 147

07/25/2002(木) テレビの国からキラキラ by 松本伊代

◆先日 BBS で、スカパー導入に絡みワタシ宛に「どのようなアニメやドラマに興味がおありでしょうか?」というご質問をいただきましたので、今日はそれについてお答えいたします。スカパーということは当然、再放送ネタがご質問の対象になると思いますので、はるか昔から順に振り返ってみましょう。ひとりっ子かつカギっ子だったワタシは、小さな頃から“テレビがともだち”、興味を持ったアニメ、ドラマは枚挙にいとまがありません。子供時代はご多分に漏れず“怪獣少年”だったので、各種特撮番組にどっぷりとハマり、別格の「ウルトラQ」を筆頭に「マン」「セブン」「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラファイト」「マグマ大使」「ジャイアントロボ」「アイアンキング」「赤影」「マイティジャック」「怪奇大作戦」「緊急指令10-4 10-10」「スペクトルマン」「ミラーマン」「シルバー仮面」「流星人間ゾーン」「キャプテンウルトラ」「ジャンボーグA」etc…と、書ききれないほどの作品に熱中。しかしなぜか「仮面ライダー」シリーズには、ほとんど魅かれなかったのでした。なんでだろ。ヒーローが巨大化しないから?…しなくても好きなのはあるしなぁ。怪獣が出てこないから?…「怪奇大作戦」なんかにも出てこないしなぁ。不思議です。もちろんホームドラマも茶の間には欠かせない存在だったので、もろもろ観まくっておりましたぞ。「ありがとう」「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー一族」といった水曜9時枠、「キイハンター」「アイフル大作戦」「Gメン '75」といった土曜9時枠、言わずもがなの日曜9時枠「東芝日曜劇場」…やはり“ドラマの TBS”の異名を取っただけのことはありますな。異色なのは小学5年生の頃だったか、クラスの男子でブームとなった NHK の「銀座わが町」。みんなで「島田陽子って艶っぽいよなぁ」と、毛も生えてないガキらしからぬ話題で盛り上がっていた記憶があります。せめて生えてから言えっちゅうねん(笑)。そうそう、NHK と言えば忘れちゃいけないのが「少年ドラマシリーズ」。代表作と言われる「タイムトラベラー」や「幕末自衛隊」「なぞの転校生」なんかよりも、「寒い朝」「蜃気楼博士」「七瀬ふたたび」を推しておきたいところ。「蜃気楼博士」はジャズロックみたいなテーマ曲が異常にカッコよかったなぁ。クールなビートにからむ尺八…ん〜斬新です。その他、海外ドラマでは「奥様は魔女」と、まだ「宇宙パトロール」という番組名だったころの「スタートレック」にワクワクドキドキ。一方アニメはと言えば、ハマって観た作品があまり思い浮かびません。「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」といった“スポ根モノ”にも夢中にはならなかったし、「ガッチャマン」「デビルマン」「マジンガーZ」なんかの“男子向け路線”にもとくに感慨はなく、ましてや「アルプスの少女ハイジ」「フランダースの犬」「ラスカル」あたりの“少女向け路線”を観るワケもなし。せいぜい「天才バカボン」「ド根性ガエル」「タイムボカン」などの“ギャグアニメ”を面白く観ていた程度。印象に残っているのは、“憎き巨人軍をブッつぶすぜ!”っていうから期待して観てたのに、いつの間にかジャイアンツに取り込まれて魔球を投げまくっていた「侍ジャイアンツ」。いやぁ、アンチ巨人として楽しみにしていただけに、あれはヒドかった(笑)。おっと、子供時代だけで結構な文字数になってしまいました。毛が生えそろってからはまた明日にしましょう。

 

Day 148

07/26/2002(金) TV Lovers by HERMINE

◆さて、すっかりボーボーになってからのワタシは、ロック魂が炸裂するにつれて自室でレコードをむさぼり聴くようになり、あまり茶の間に居座らなくなりました。1984年には自室にテレビ&ビデオを導入したんだけど、もっぱらビデオクリップの収集(及び茶の間で再生できない種類のビデオ鑑賞/笑)に使用、それほどアニメ&ドラマを観た記憶もなかったりします。それでもいくつか印象深い作品があるので、懐かしいモノから最近の作品まで時系列を無視して思いつくままに挙げてみましょう。「池中玄太80キロ」「ゆうひが丘の総理大臣」「殴る女」「うる星やつら」「古畑任三郎」「熱中時代」「熱中時代 刑事編」「先生は一年生」「風の中のあいつ」「間違いだらけの夫選び」「もういちど結婚」「バイオニック・ジェミー」「トライアングル・ブルー」「東京ラブストーリー」「ふぞろいの林檎たち」「夏子の酒」「探偵物語」「王様のレストラン」「男女7人夏物語」「男女7人秋物語」「翔んだカップル」「恋愛結婚の法則」「ナースのお仕事」「TRICK」「世にも奇妙な物語」「ベイシティ刑事」、そしてもちろん「真珠夫人」(笑)……ざっと浮かんだだけなんで、重要なモノを忘れてる気もするけど、とりあえずこんなもんでしょう。我がことながら、アニメにほとんど思い入れがないみたいでちょっとビックリ。この辺の作品がスカパーでオンエアされるのかどうかは知らないけど、改めて今観たら思ったほど面白くなかったりするのかもしれませんな。と、こんな感じでご質問の回答になりましたでしょうか。さ、「ダーマ&グレッグ」の再放送観よ〜っと。

 

Day 149

07/27/2002(土) 曲目は正確に

◆スカパー導入以来、かつてのビデオクリップ録りまくり病が再発して、気になるモノは片っ端からエアチェックしてるんですが、ある日ふとネット上のオンエアリストを見ていたら「Hello There / CHEAP TRICK」ってあったのね。“Hello There”と言えば1977年の超名盤『IN COLOR』に収録されたライヴのオープニング定番曲。いやぁ、この曲にクリップ(時代的にはプロモーション・フィルムだけど)があったなんて知らなかったなぁ、と驚きながらオンエアを待ったワケですよ。で、いざ曲が始まってみたら、どうもイントロがまったくちがう。ん? どこかで聴いたような…と数秒考えて、流れてきたのがファースト・アルバム収録の“Elo Kiddies”だと判明。まぁこの曲のクリップも観たことなかったんで、それはそれでオーケーなんですが、テロップにもしっかり「Hello There / CHEAP TRICK」とクレジットされており、ずいぶん間抜けなチャンネルだなぁ、と画面に向かってダメ出ししといたのね。さてその数日後、まったく別のチャンネルのオンエアリストに「Hello / CHEAP TRICK」というのを発見。“Hello”なんて曲あったかな? まさか…と思って留守録を仕掛けてチェックしてみると、案の定オンエアされたのはやはり同じ“Elo Kiddies”。しかもテロップはしっかり「Hello / CHEAP TRICK」。複数のチャンネルでいろんなタイトルでオンエアされる“Elo Kiddies”(笑)…これっていったいどういうことなんでしょうな。おそらくはレコード会社が各チャンネルに、誤って“Hello There”と記入したクリップを配り、最初のチャンネルは気付かずにそのままオンエア、2番目のチャンネルは気付かないどころかそれをさらに“Hello”とミス・クレジット…ってことなんでしょう。2番目、ダブルフォルトじゃん(笑)。いけませんなぁ。っていうか知らない人にまちがって覚えられちゃう“Elo Kiddies”が可哀想です。こういうミスは結構あるみたいで、今日偶然見かけたのが“Love The Me From Romeo And Juliet”(映画『ロミオ&ジュリエット』のサントラ収録曲)……“ラヴ・ザ・ミー”ってなんやねん。どう考えてもコレは“Love Theme From Romeo And Juliet”でしょうが。いくらなんでもユルすぎます…(笑)。

 

Day 150

07/28/2002(日) 21世紀型“白い恋人たち”

◆Madam、SEAZERさま、たみぃさま&ワタシの4人で、愛染かつらさま宅に遊びに行く。生春巻き食ってピザ食ってデニッシュ食パン食ってナン食ってカレー食ってチキンの煮物A食ってチキンの煮物B食って籠盛りチーズケーキ食ってロールケーキ食ってシュークリーム食ってビール飲んでシャンペン飲んで焼酎飲んでアイスコーヒー飲んでフィギュア見て『ASYLUM』ツアーの生撮りビデオ観て『CRAZY NIGHTS』ツアーの生撮りビデオ観て『THE OSBOURNES』を観た至福の一日(順不同)。さて“籠盛りチーズケーキ”とはなんぞや?という方のために、簡単にご紹介しておきましょう。名店「銀のぶどう」が、昨年10月に渋谷東横のれん街50周年記念の限定品として発売、その後あまりの好評ぶりにレギュラー商品化させた“白らら(しらら)”がそれ。濾紙を使い、重石を乗せずに自然に水切りさせて作るという、まるで寄せ豆腐のようなルックスをしたムースタイプのチーズケーキで、そのとろける食感が最大の魅力。350g(1,000円)で3〜4人分となっているけど、ヨーグルトを加えることにより決して濃厚すぎない爽やかな味に仕上げられているので、スイーツ好きな方ならひとりでペロリかもしれませんな。ただし350gだと910kcalにもなるので、ペロリには相応の覚悟が必要でございます。

 

Day 151

07/29/2002(月) 最新ベスト盤事情(アダルト風味)

◆巷でホットな話題と言えば、アメリカで来月27日にリリースされるキッスの最新ベスト盤『THE VERY BEST OF KISS』(/国内発売日未定)。ホットとは言っても「またベストかよ」「もういいよ」「新譜出せよ」…と、かなり辛辣な方向でホットだったりするんですが、まぁ何にせよ新しいタイトルが発売されるっちゅうのは目出度いことではありますな。たいしたレア・トラックもないんですが(唯一“Rock And Roll All Nite”のライヴ・シングル・ヴァージョンがレアではあるけれど、過去にコンピレーション盤に収録されたことがあるので、初CD化ですらありません。もっとこう、仕方なく買うんじゃなくて、マニアも喜んで手が出せるような美味しいネタを入れる工夫をしなさいってば)、入門編としてこれからキッスを聴いてみようという方(いるのか?/笑)には安心してオススメできる、手頃なベスト・アルバムでしょう。時期を合わせるように日本国内でも旧譜の再発盤が各種発売されますので、これを機にまたまたキッス・ブーム再燃!…なぁんて、絶対になさそうなことを願ってみたりする今日この頃であります。しかしまぁ、ベストといえば売れてますなぁエアロスミス。『ULTIMATE AEROSMITH HITS』は7月15日付けのオリコン・アルバムチャートに初登場3位ですぜ。その後も6位→10位と、3週目の今週もトップ10内に残っております。何でもジャケが4種類あるそうなので、4枚とも買うエアロ・マニアも少なくないでしょうから、それでドドーンと売上枚数が延びてるんじゃないのかなぁ、などとうがった見方をしちゃうワタシ。でも結構このジャケが冒険してましてね、傾けると画像が変わる加工が施されてるモノもあるんですが、まずは右のロゴをご覧ください。上は1974年のセカンド・アルバム『GET YOUR WINGS』でのみ使用されたタイプでして、当時「ちょっとヒワイなんじゃないのぉ〜?」と物議をかもしたデザインです。で、今回のジャケでは画像が変化する過程で、左右を縮めてよりヒワイさが増したロゴ(下)が登場しちゃうんですな。ん〜これはモロです。両側の羽根もより脚っぽくなっちゃうし、数段階に分けて上から下、下から上と変化するもんだから、そりゃもう脚を開いたり閉じたりしてるようなもんです。え? どこがヒワイか分からない? もう、ウブなふりしちゃって困るわぁ。そんなアナタのために、よりリアルな画像をお作りいたしました。好奇心と分別のあるオトナのアナタはこちらからどうぞ。

 

Day 152

07/30/2002(火) 郵便局のバカヤロー!バカヤロー!バカヤロー!←エコー

◆30数年間、普通に生きてきたつもりです。特殊な暮らし方をしているつもりもありません。社会の仕組みだって人並みに理解してると思っていました。ああ、それなのに、それなのに、こんなカラクリを知らなかっただなんて…。いえね、ハガキなんです。封書を送ることは数多くあるんですが、実はハガキって滅多に送らないんですよね。せいぜい年賀状がいいところ、最近は暑中見舞いもほとんど出せておりません(あ、みなさま、こんなところでナンですが“暑中お見舞い申し上げます。暑さ厳しき折、体調を崩されませんようにご自愛ください”)。それでも受け取ることはまぁ度々あって、その中に広告付きの5円安いハガキを見かけることがよくあります。“エコーはがき”ってヤツですね。今回、とあるイベントへの参加申し込みハガキを送ることになりまして、買い置きハガキはありませんから郵便局へ買いに行ったんですが、財政難の折、5円でも出費を抑えるためにと生まれて初めて“エコーはがき”を買ってみることにしました。

ペリー「あのぉ、“エコーはがき”を5枚くださいな」
郵便局員「は?」
「は?じゃなくて。“エコーはがき”です。ありますよね、安いヤツ」
「ああ、ないですよ」
「へ?」
「へ?じゃなくて。あれはいつもあるとは限らないんです。広告主の方が販売する地域を選ぶようになってますから、この地域(練馬)で売ろうという時だけ販売しているんですよ。全国扱いのタイプもありましたけど、今はないですね」
「はぁ…。じゃあ近々販売する予定は…」
「ちょっと待ってください。え〜と、8月は世田谷と新宿、9月は江東と渋谷と世田谷…ウチでは当分ないですねぇ」

 おうおうおうおう、郵政民営化だの何だのって騒いでるけどよぉ、日本の郵便ってのは「全国どこからでも同じ料金で送れます」ってのが大原則だったんじゃねぇのかよぉ? 地域によって45円でハガキを出せる人と50円かかっちゃう人がいるだなんて、不公平じゃねぇか。広告主の勝手もいいけどよ、その他にもいつでもどの地域でも買える、例えば“公共広告付きの45円ハガキ”みたいなヤツを用意といてくれなくちゃウソなんじゃねぇのかよぉ?……といった不満は今だからこそ思い浮かぶんでして、その瞬間は「あちゃ〜、ワタシってば世間知らずだったのねぇ」と顔から屁が出る思いでした。でもね…

「そうですか。じゃあふつうのハガキでいいです」
「はいはい。あ、今なら“かもめーる”(くじ付暑中見舞用ハガキ)もありますよ」

 おうおうおうおう、それじゃあ何かい、オレが“広告付きの安物ハガキ”で暑中見舞いを出すつもりだったとでも思ったのかよ? なめんじゃねぇぞ、こら……なんて下品なことは思っても口に出さない紳士なワタシ。おとなしくふつうのハガキを5枚手にして帰って参りました。でもどうなんでしょう、「“エコーはがき”はいつでもどこででも買えるモノではない」って一般常識なんでしょうか? みなさんご存じの仕組みなんでしょうか? 気になるところであります…。
*文中の発売予定区名は仮のものです。関係ないからちゃんと覚えてこなかったもんね。

 

Day 153

07/31/2002(水) 復路

◆今日付けのニュースによれば、「日本人の平均寿命が過去最高を記録、男女とも世界一」なんだそうで、女性は84.93歳、男性は78.07歳となっているとのこと。あくまで2001年に生まれた子供に対しての平均余命らしいから、ワタシが自分の身に当てはめて考えても意味ないのかもしれないけど、「78歳? ちょうど折り返しじゃん」なので、正確に計算してみたくなりました。78.07歳のターニング・ポイントは2で割って39.035歳。0.035歳ということは日数に換算すると12日とハンパがちょっと。てことは6月24日に39歳になってしまったワタシの場合、7月6日が“人生の折り返し日”だったことになるんですな。っていうか、もう折り返しちゃってるのね(泣)。7月6日にナニを考えていたかと過去の日記を見てみると…「知らぬ間に、ワタシがデザインを担当した仕事本の第1弾が発売」と仕事の成果をご報告しております。そうか、「せっかく中身を一所懸命デザインしたのに、どうして表紙はこんなにヘンなイラストなんだよぉぉぉ!」と憤っていたころに人生を折り返していたのか。もっともワタシ自身は不死身なので、平均寿命なんて無関係だもんね〜……なんて言ってはいるけど、不老ではないので身体のあちこちにガタが来てることを実感する“30代最後の乙女の夏”でございます。

 

 

Diary of a Fatman